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0 創世記 38 21 そこで彼かれはその所ところの人々ひとびとに尋たずねて言いった、「エナイムで道みちのかたわらにいた遊女ゆうじょはどこにいますか」。彼かれらは言いった、「ここには遊女ゆうじょはいません」。
0 創世記 38 22 彼かれはユダのもとに帰かえって言いった、「わたしは彼女かのじょを見みいだせませんでした。またその所ところの人々ひとびとは、『ここには遊女ゆうじょはいない』と言いいました」。
0 創世記 38 23 そこでユダは言いった、「女おんなに持もたせておこう。わたしたちは恥はじをかくといけないから。とにかく、わたしはこのやぎの子こを送おくったが、あなたは彼女かのじょを見みいだせなかったのだ」。
0 創世記 38 24 ところが三月つきほどたって、ひとりの人ひとがユダに言いった、「あなたの嫁よめタマルは姦淫かんいんしました。そのうえ、彼女かのじょは姦淫かんいんによってみごもりました」。ユダは言いった、「彼女かのじょを引ひき出だして焼やいてしまえ」。
0 創世記 38 25 彼女かのじょは引ひき出だされた時とき、そのしゅうとに人ひとをつかわして言いった、「わたしはこれをもっている人ひとによって、みごもりました」。彼女かのじょはまた言いった、「どうか、この印いんと、紐ひもと、つえとはだれのものか、見定みさだめてください」。
0 創世記 38 26 ユダはこれを見定みさだめて言いった、「彼女かのじょはわたしよりも正ただしい。わたしが彼女かのじょをわが子こシラに与あたえなかったためである」。彼かれは再ふたたび彼女かのじょを知しらなかった。
0 創世記 38 27 さて彼女かのじょの出産しゅっさんの時ときがきたが、胎内たいないには、ふたごがあった。
0 創世記 38 28 出産しゅっさんの時ときに、ひとりの子こが手てを出だしたので、産婆さんばは、「これがさきに出でた」と言いい、緋ひの糸いとを取とって、その手てに結むすんだ。
0 創世記 38 29 そして、その子こが手てをひっこめると、その弟おとうとが出でたので、「どうしてあなたは自分じぶんで破やぶって出でるのか」と言いった。これによって名なはペレヅと呼よばれた。
0 創世記 38 30 その後のち、手てに緋ひの糸いとのある兄あにが出でたので、名なはゼラと呼よばれた。