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0 イザヤ書 44 9 偶像ぐうぞうを造つくる者ものは皆みなむなしく、彼かれらの喜よろこぶところのものは、なんの役やくにも立たたない。その信者しんじゃは見みることもなく、また知しることもない。ゆえに彼かれらは恥はじを受うける。
0 イザヤ書 44 10 だれが神かみを造つくり、またなんの役やくにも立たたない偶像ぐうぞうを鋳いたか。
0 イザヤ書 44 11 見みよ、その仲間なかまは皆みな恥はじを受うける。その細工人さいくにんらは人間にんげんにすぎない。彼かれらが皆みな集あつまって立たつとき、恐おそれて共ともに恥はじる。
0 イザヤ書 44 12 鉄てつの細工人さいくにんはこれを造つくるのに炭すみの火ひをもって細工さいくし、鎚つちをもってこれを造つくり、強つよい腕うでをもってこれを鍛きたえる。彼かれが飢うえれば力ちからは衰おとろえ、水みずを飲のまなければ疲つかれはてる。
0 イザヤ書 44 13 木きの細工人さいくにんは線せんを引ひき、鉛筆えんぴつでえがき、かんなで削けずり、コンパスでえがき、それを人ひとの美うつくしい姿すがたにしたがって人ひとの形かたちに造つくり、家いえの中なかに安置あんちする。
0 イザヤ書 44 14 彼かれは香柏こうはくを切きり倒たおし、あるいはかしの木き、あるいはかしわの木きを選えらんで、それを林はやしの木きの中なかで強つよく育そだてる。あるいは香柏こうはくを植うえ、雨あめにそれを育そだてさせる。
0 イザヤ書 44 15 こうして人ひとはその一部いちぶをとって、たきぎとし、これをもって身みを暖あたため、またこれを燃もやしてパンを焼やき、また他たの一部いちぶを神かみに造つくって拝おがみ、刻きざんだ像ぞうに造つくってその前まえにひれ伏ふす。
0 イザヤ書 44 16 その半なかばは火ひに燃もやし、その半なかばで肉にくを煮にて食たべ、あるいは肉にくをあぶって食たべ飽あき、また身みを暖あたためて言いう、「ああ、暖あたたまった、熱あつくなった」と。
0 イザヤ書 44 17 そしてその余あまりをもって神かみを造つくって偶像ぐうぞうとし、その前まえにひれ伏ふして拝おがみ、これに祈いのって、「あなたはわが神かみだ、わたしを救すくえ」と言いう。
0 イザヤ書 44 18 これらの人ひとは知しることがなく、また悟さとることがない。その目めはふさがれて見みることができず、その心こころは鈍にぶくなって悟さとることができない。