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イザヤ書 |
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主はその右の手をさし、 大能のかいなをさして誓われた、 「わたしは再びあなたの穀物を あなたの敵に与えて食べさせない。 また、あなたが労して得たぶどう酒を 異邦人に与えて飲ませない。 |
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イザヤ書 |
62 |
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しかし、穀物を刈り入れた者は これを食べて主をほめたたえ、 ぶどうを集めた者は わが聖所の庭でこれを飲む」。 |
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イザヤ書 |
62 |
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門を通って行け、通って行け。 民の道を備えよ。 土を盛り、土を盛って大路を設けよ。 石を取りのけ。 もろもろの民の上に旗をあげよ。 |
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イザヤ書 |
62 |
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見よ、主は地の果にまで告げて言われた、 「シオンの娘に言え、 『見よ、あなたの救は来る。 見よ、その報いは主と共にあり、 その働きの報いは、その前にある』と。 |
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イザヤ書 |
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彼らは『聖なる民、 主にあがなわれた者』ととなえられ、 あなたは『人に尋ね求められる者、 捨てられない町』ととなえられる」。 |
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イザヤ書 |
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「このエドムから来る者、 深紅の衣を着て、ボズラから来る者はだれか。 その装いは、はなやかに、 大いなる力をもって進み来る者はだれか」。 「義をもって語り、 救を施す力あるわたしがそれだ」。 |
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イザヤ書 |
63 |
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「何ゆえあなたの装いは赤く、 あなたの衣は酒ぶねを踏む者のように赤いのか」。 |
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イザヤ書 |
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「わたしはひとりで酒ぶねを踏んだ。 もろもろの民のなかに、 わたしと事を共にする者はなかった。 わたしは怒りによって彼らを踏み、 憤りによって彼らを踏みにじったので、 彼らの血がわが衣にふりかかり、 わが装いをことごとく汚した。 |
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イザヤ書 |
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報復の日がわが心のうちにあり、 わがあがないの年が来たからである。 |
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イザヤ書 |
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わたしは見たけれども、助ける者はなく、 怪しんだけれども、ささえる者はなかった。 それゆえ、わがかいながわたしを勝たせ、 わが憤りがわたしをささえた。 |