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0 サムエル記上 15 30 サウルは言いった、「わたしは罪つみを犯おかしましたが、どうぞ、民たみの長老ちょうろうたち、およびイスラエルの前まえで、わたしを尊たっとび、わたしと一緒いっしょに帰かえって、あなたの神かみ、主しゅを拝おがませてください」。
0 サムエル記上 15 31 そこでサムエルはサウルのあとについて帰かえった。そしてサウルは主しゅを拝おがんだ。
0 サムエル記上 15 32 時ときにサムエルは言いった、「わたしの所ところにアマレクびとの王おうアガグを引ひいてきなさい」。アガグはうれしそうにサムエルの所ところにきた。アガグは「死しの苦くるしみはきっと過すぎ去さったのだ」と思おもった。
0 サムエル記上 15 33 サムエルは言いった、「あなたのつるぎは多おおくの女おんなに子供こどもを失うしなわせた。そのようにあなたの母ははも女おんなのうちで最もっとも無惨むざんに子供こどもを失うしなう者ものとなるであろう」。サムエルはギルガルで主しゅの前まえに、アガグを寸断すんだんした。
0 サムエル記上 15 34 そしてサムエルはラマに行いき、サウルは故郷こきょうのギベアに上のぼって、その家いえに帰かえった。
0 サムエル記上 15 35 サムエルは死しぬ日ひまで、二度どとサウルを見みなかった。しかしサムエルはサウルのために悲かなしんだ。また主しゅはサウルをイスラエルの王おうとしたことを悔くいられた。
0 サムエル記上 16 1 さて主しゅはサムエルに言いわれた、「わたしがすでにサウルを捨すてて、イスラエルの王位おういから退しりぞけたのに、あなたはいつまで彼かれのために悲かなしむのか。角つのに油あぶらを満みたし、それをもって行いきなさい。あなたをベツレヘムびとエッサイのもとにつかわします。わたしはその子こたちのうちにひとりの王おうを捜さがし得えたからである」。
0 サムエル記上 16 2 サムエルは言いった、「どうしてわたしは行いくことができましょう。サウルがそれを聞きけば、わたしを殺ころすでしょう」。主しゅは言いわれた、「一頭とうの子こ牛うしを引ひいていって、『主しゅに犠牲ぎせいをささげるためにきました』と言いいなさい。
0 サムエル記上 16 3 そしてエッサイを犠牲ぎせいの場所ばしょに呼よびなさい。その時ときわたしはあなたのすることを示しめします。わたしがあなたに告つげる人ひとに油あぶらを注そそがなければならない」。
0 サムエル記上 16 4 サムエルは主しゅが命めいじられたようにして、ベツレヘムへ行いった。町まちの長老ちょうろうたちは、恐おそれながら出でて、彼かれを迎むかえ、「穏おだやかな事ことのためにこられたのですか」と言いった。