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ヨブ記 |
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わたしは、むなしい月を持たせられ、 悩みの夜を与えられる。 |
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ヨブ記 |
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わたしは寝るときに言う、『いつ起きるだろうか』と。 しかし夜は長く、暁までころびまわる。 |
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ヨブ記 |
7 |
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わたしの肉はうじと土くれとをまとい、 わたしの皮は固まっては、またくずれる。 |
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ヨブ記 |
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わたしの日は機のひよりも速く、 望みをもたずに消え去る。 |
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ヨブ記 |
7 |
7 |
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記憶せよ、わたしの命は息にすぎないことを。 わたしの目は再び幸を見ることがない。 |
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ヨブ記 |
7 |
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わたしを見る者の目は、 かさねてわたしを見ることがなく、 あなたがわたしに目を向けられても、 わたしはいない。 |
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ヨブ記 |
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雲が消えて、なくなるように、 陰府に下る者は上がって来ることがない。 |
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ヨブ記 |
7 |
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彼は再びその家に帰らず、 彼の所も、もはや彼を認めない。 |
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ヨブ記 |
7 |
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それゆえ、わたしはわが口をおさえず、 わたしの霊のもだえによって語り、 わたしの魂の苦しさによって嘆く。 |
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ヨブ記 |
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わたしは海であるのか、龍であるのか、 あなたはわたしの上に見張りを置かれる。 |