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＃	書名	章	節	コメント	テキスト
1	マタイによる福音書	26	8		すると、弟子でしたちはこれを見みて憤いきどおって言いった、「なんのためにこんなむだ使づかいをするのか。
1	マタイによる福音書	26	9		それを高たかく売うって、貧まずしい人ひとたちに施ほどこすことができたのに」。
1	マタイによる福音書	26	10		イエスはそれを聞きいて彼かれらに言いわれた、「なぜ、女おんなを困こまらせるのか。わたしによい事ことをしてくれたのだ。
1	マタイによる福音書	26	11		貧まずしい人ひとたちはいつもあなたがたと一緒いっしょにいるが、わたしはいつも一緒いっしょにいるわけではない。
1	マタイによる福音書	26	12		この女おんながわたしのからだにこの香油こうゆを注そそいだのは、わたしの葬ほうむりの用意よういをするためである。
1	マタイによる福音書	26	13		よく聞ききなさい。全ぜん世界せかいのどこででも、この福音ふくいんが宣のべ伝つたえられる所ところでは、この女おんなのした事ことも記念きねんとして語かたられるであろう」。
1	マタイによる福音書	26	14		時ときに、十二弟子でしのひとりイスカリオテのユダという者ものが、祭司長さいしちょうたちのところに行いって
1	マタイによる福音書	26	15		言いった、「彼かれをあなたがたに引ひき渡わたせば、いくらくださいますか」。すると、彼かれらは銀貨ぎんか三十枚まいを彼かれに支払しはらった。
1	マタイによる福音書	26	16		その時ときから、ユダはイエスを引ひきわたそうと、機会きかいをねらっていた。
1	マタイによる福音書	26	17		さて、除酵祭じょこうさいの第だい一日にちに、弟子でしたちはイエスのもとにきて言いった、「過越すぎこしの食事しょくじをなさるために、わたしたちはどこに用意よういをしたらよいでしょうか」。