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1 マタイによる福音書 27 23 しかし、ピラトは言いった、「あの人ひとは、いったい、どんな悪事あくじをしたのか」。すると彼かれらはいっそう激はげしく叫さけんで、「十字架じゅうじかにつけよ」と言いった。
1 マタイによる福音書 27 24 ピラトは手てのつけようがなく、かえって暴動ぼうどうになりそうなのを見みて、水みずを取とり、群衆ぐんしゅうの前まえで手てを洗あらって言いった、「この人ひとの血ちについて、わたしには責任せきにんがない。おまえたちが自分じぶんで始末しまつをするがよい」。
1 マタイによる福音書 27 25 すると、民衆みんしゅう全体ぜんたいが答こたえて言いった、「その血ちの責任せきにんは、われわれとわれわれの子孫しそんの上うえにかかってもよい」。
1 マタイによる福音書 27 26 そこで、ピラトはバラバをゆるしてやり、イエスをむち打うったのち、十字架じゅうじかにつけるために引ひきわたした。
1 マタイによる福音書 27 27 それから総督そうとくの兵士へいしたちは、イエスを官邸かんていに連つれて行いって、全ぜん部隊ぶたいをイエスのまわりに集あつめた。
1 マタイによる福音書 27 28 そしてその上着うわぎをぬがせて、赤あかい外套がいとうを着きせ、
1 マタイによる福音書 27 29 また、いばらで冠かんむりを編あんでその頭あたまにかぶらせ、右みぎの手てには葦あしの棒ぼうを持もたせ、それからその前まえにひざまずき、嘲弄ちょうろうして、「ユダヤ人じんの王おう、ばんざい」と言いった。
1 マタイによる福音書 27 30 また、イエスにつばきをかけ、葦あしの棒ぼうを取とりあげてその頭あたまをたたいた。
1 マタイによる福音書 27 31 こうしてイエスを嘲弄ちょうろうしたあげく、外套がいとうをはぎ取とって元もとの上着うわぎを着きせ、それから十字架じゅうじかにつけるために引ひき出だした。
1 マタイによる福音書 27 32 彼かれらが出でて行いくと、シモンという名なのクレネ人びとに出会であったので、イエスの十字架じゅうじかを無理むりに負おわせた。