0 |
サムエル記上 |
6 |
9 |
|
そして見ていて、それが自分の領地へ行く道を、ベテシメシへ上るならば、この大いなる災を、われわれに下したのは彼である。しかし、そうしない時は、われわれを撃ったのは彼の手ではなく、その事の偶然であったことを知るであろう」。 |
0 |
サムエル記上 |
6 |
10 |
|
人々はそのようにした。すなわち、彼らは二頭の乳牛をとって、これを車につなぎ、そのおのおのの子牛を家に閉じこめ、 |
0 |
サムエル記上 |
6 |
11 |
|
主の箱、および金のねずみと、腫物の像をおさめた箱とを車に載せた。 |
0 |
サムエル記上 |
6 |
12 |
|
すると雌牛はまっすぐにベテシメシの方向へ、ひとすじに大路を歩み、鳴きながら進んでいって、右にも左にも曲らなかった。ペリシテびとの君たちは、ベテシメシの境までそのあとについていった。 |
0 |
サムエル記上 |
6 |
13 |
|
時にベテシメシの人々は谷で小麦を刈り入れていたが、目をあげて、その箱を見、それを迎えて喜んだ。 |
0 |
サムエル記上 |
6 |
14 |
|
車はベテシメシびとヨシュアの畑にはいって、そこにとどまった。その所に大きな石があった。人々は車の木を割り、その雌牛を燔祭として主にささげた。 |
0 |
サムエル記上 |
6 |
15 |
|
レビびとは主の箱と、そのかたわらの、金の作り物をおさめた箱を取りおろし、それを大石の上に置いた。そしてベテシメシの人々は、その日、主に燔祭を供え、犠牲をささげた。 |
0 |
サムエル記上 |
6 |
16 |
|
ペリシテびとの五人の君たちはこれを見て、その日、エクロンに帰った。 |
0 |
サムエル記上 |
6 |
17 |
|
ペリシテびとが、とがの供え物として、主に償いをした金の腫物は、次のとおりである。すなわちアシドドのために一つ、ガザのために一つ、アシケロンのために一つ、ガテのために一つ、エクロンのために一つであった。 |
0 |
サムエル記上 |
6 |
18 |
|
また金のねずみは、城壁をめぐらした町から城壁のない村里にいたるまで、すべて五人の君たちに属するペリシテびとの町の数にしたがって造った。主の箱をおろした所のかたわらにあった大石は、今日にいたるまで、ベテシメシびとヨシュアの畑にあって、あかしとなっている。 |