0 |
創世記 |
32 |
2 |
|
ヤコブは彼らを見て、「これは神の陣営です」と言って、その所の名をマハナイムと名づけた。 |
0 |
創世記 |
32 |
3 |
|
ヤコブはセイルの地、エドムの野に住む兄エサウのもとに、さきだって使者をつかわした。 |
0 |
創世記 |
32 |
4 |
|
すなわちそれに命じて言った、「あなたがたはわたしの主人エサウにこう言いなさい、『あなたのしもべヤコブはこう言いました。わたしはラバンのもとに寄留して今までとどまりました。 |
0 |
創世記 |
32 |
5 |
|
わたしは牛、ろば、羊、男女の奴隷を持っています。それでわが主に申し上げて、あなたの前に恵みを得ようと人をつかわしたのです』」。 |
0 |
創世記 |
32 |
6 |
|
使者はヤコブのもとに帰って言った、「わたしたちはあなたの兄エサウのもとへ行きました。彼もまたあなたを迎えようと四百人を率いてきます」。 |
0 |
創世記 |
32 |
7 |
|
そこでヤコブは大いに恐れ、苦しみ、共にいる民および羊、牛、らくだを二つの組に分けて、 |
0 |
創世記 |
32 |
8 |
|
言った、「たとい、エサウがきて、一つの組を撃っても、残りの組はのがれるであろう」。 |
0 |
創世記 |
32 |
9 |
|
ヤコブはまた言った、「父アブラハムの神、父イサクの神よ、かつてわたしに『おまえの国へ帰り、おまえの親族に行け。わたしはおまえを恵もう』と言われた主よ、 |
0 |
創世記 |
32 |
10 |
|
あなたがしもべに施されたすべての恵みとまことをわたしは受けるに足りない者です。わたしは、つえのほか何も持たないでこのヨルダンを渡りましたが、今は二つの組にもなりました。 |
0 |
創世記 |
32 |
11 |
|
どうぞ、兄エサウの手からわたしをお救いください。わたしは彼がきて、わたしを撃ち、母や子供たちにまで及ぶのを恐れます。 |