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＃	書名	章	節	コメント	テキスト
0	列王紀上	22	30		イスラエルの王おうはヨシャパテに言いった、「わたしは姿すがたを変かえて、戦たたかいに行いきます。あなたは王おうの服ふくを着つけなさい」。イスラエルの王おうは姿すがたを変かえて戦たたかいに行いった。
0	列王紀上	22	31		さて、スリヤの王おうは、その戦車せんしゃ長ちょう三十二人にんに命めいじて言いった、「あなたがたは、小ちいさい者ものとも大おおきい者ものとも戦たたかわないで、ただイスラエルの王おうとだけ戦たたかいなさい」。
0	列王紀上	22	32		戦車せんしゃ長ちょうらはヨシャパテを見みたとき、これはきっとイスラエルの王おうだと思おもったので、身みをめぐらして、これと戦たたかおうとすると、ヨシャパテは呼よばわった。
0	列王紀上	22	33		戦車せんしゃ長ちょうらは彼かれがイスラエルの王おうでないのを見みたので、彼かれを追おうことをやめて引ひき返かえした。
0	列王紀上	22	34		しかし、ひとりの人ひとが何なに心こころなく弓ゆみをひいて、イスラエルの王おうの胸当むねあてと草摺くさずりの間あいだを射いたので、彼かれはその戦車せんしゃの御者ぎょしゃに言いった、「わたしは傷きずを受うけた。戦車せんしゃをめぐらして、わたしを戦場せんじょうから運はこび出だせ」。
0	列王紀上	22	35		その日ひ戦たたかいは激はげしくなった。王おうは戦車せんしゃの中なかにささえられて立たち、スリヤびとにむかっていたが、ついに、夕暮ゆうぐれになって死しんだ。傷きずの血ちは戦車せんしゃの底そこに流ながれた。
0	列王紀上	22	36		日ひの没ぼっするころ、軍勢ぐんぜいの中なかに呼よばわる声こえがした、「めいめいその町まちへ、めいめいその国くにへ帰かえれ」。
0	列王紀上	22	37		王おうは死しんで、サマリヤへ携たずさえ行いかれた。人々ひとびとは王おうをサマリヤに葬ほうむった。
0	列王紀上	22	38		またその戦車せんしゃをサマリヤの池いけで洗あらったが、犬いぬがその血ちをなめた。また遊女ゆうじょがそこで身みを洗あらった。主しゅが言いわれた言葉ことばのとおりである。
0	列王紀上	22	39		アハブのそのほかの事績じせきと、彼かれがしたすべての事ことと、その建たてた象牙ぞうげの家いえと、その建たてたすべての町まちは、イスラエルの王おうの歴代志れきだいしの書しょにしるされているではないか。