私の職業もプログラマです。
タイトルに「も」が付いているのは、元同僚(だと思われる)ひでみさんのブログで、ひでみさんが「職業はプログラマ」と語っているからです。彼女のブログに「回遊魚またはマグロ」として紹介?されている内の一人が私です。
所謂、デスマーチの一コマが語られている面白いブログです。デスマーチとは?という疑問を抱いた貴方!そう貴方です。彼女のブログを少し読んでみると雰囲気がつかめると思います。
ひでみさんと同じサイトで小説を書かれている Press Enter■さんのブログもお勧めです。
小説形式(実際にAmazonで販売もされています)なのですが、実際にこの業界で働かれているため、実情が鮮明に描かれています。他人事とは思えず、一気に読んでしまいます。
特に、 罪と罰という小説の一節にある「詳細設計書は絶対書けとか、ストアドプロシージャは使うなとか、三項演算子は読めないから使用禁止」は、私自身が実際に言われたことがあります。この時の憤りときたら・・・今でも溜息が出るほどです。
また、こんな管理者も多いですっていう話が同氏作の 高慢と偏見に書かれています。この管理者も自分がオブジェクト指向を理解できないから、真っ向から否定してプロジェクトを進めようとします。これで普通にオブジェクト指向でプログラムしている人たちを馬鹿にし、自らのやり方を押し通してデスマーチに突入するのですが、実際にそういう人がいました。
鍛えられました。無駄な工数をかけて無駄な作業をさせられるのを儲かるから良しとする人もいます。残業することが仕事だと思っている人たち。
結局、打ち解ける事は出来ませんでした。今なら幾らかは譲歩できるかもしれませんが、やっぱり技術屋でありたい・プログラマでいたいという思いは強いです。
大手のSIerと呼ばれる会社の人たちの中には、多分本当に凄い尊敬できる技術者もいるとは思います。ただ残念ながら大手の中ではまだ一人もそういう人と出会った事がありません。年をとっても一流の技術者・屋(先の方の他の小説に登場する東海林さんのような)は何故か中・小の会社に多いです。
まぁ色々書きましたが、私はビル・ゲイツよりもポール・アレンの方が好きですし、スティーブ・ジョブズ(彼も好きですが)よりスティーブ・ウォズニアックに惹かれます。そういう事です。