0 |
創世記 |
41 |
5 |
|
彼はまた眠って、再び夢を見た。夢に、一本の茎に太った良い七つの穂が出てきた。 |
0 |
創世記 |
41 |
6 |
|
その後また、やせて、東風に焼けた七つの穂が出てきて、 |
0 |
創世記 |
41 |
7 |
|
そのやせた穂が、あの太って実った七つの穂をのみつくした。ここでパロは目が覚めたが、それは夢であった。 |
0 |
創世記 |
41 |
8 |
|
朝になって、パロは心が騒ぎ、人をつかわして、エジプトのすべての魔術師とすべての知者とを呼び寄せ、彼らに夢を告げたが、これをパロに解き明かしうる者がなかった。 |
0 |
創世記 |
41 |
9 |
|
そのとき給仕役の長はパロに告げて言った、「わたしはきょう、自分のあやまちを思い出しました。 |
0 |
創世記 |
41 |
10 |
|
かつてパロがしもべらに向かって憤り、わたしと料理役の長とを侍衛長の家の監禁所にお入れになった時、 |
0 |
創世記 |
41 |
11 |
|
わたしも彼も一夜のうちに夢を見、それぞれ意味のある夢を見ましたが、 |
0 |
創世記 |
41 |
12 |
|
そこに侍衛長のしもべで、ひとりの若いヘブルびとがわれわれと共にいたので、彼に話したところ、彼はわれわれの夢を解き明かし、その夢によって、それぞれ解き明かしをしました。 |
0 |
創世記 |
41 |
13 |
|
そして彼が解き明かしたとおりになって、パロはわたしを職に返し、彼を木に掛けられました」。 |
0 |
創世記 |
41 |
14 |
|
そこでパロは人をつかわしてヨセフを呼んだ。人々は急いで彼を地下の獄屋から出した。ヨセフは、ひげをそり、着物を着替えてパロのもとに行った。 |