1 |
ピリピ人への手紙 |
1 |
15 |
|
一方では、ねたみや闘争心からキリストを宣べ伝える者がおり、他方では善意からそうする者がいる。 |
1 |
ピリピ人への手紙 |
1 |
16 |
|
後者は、わたしが福音を弁明するために立てられていることを知り、愛の心でキリストを伝え、 |
1 |
ピリピ人への手紙 |
1 |
17 |
|
前者は、わたしの入獄の苦しみに更に患難を加えようと思って、純真な心からではなく、党派心からそうしている。 |
1 |
ピリピ人への手紙 |
1 |
18 |
|
すると、どうなのか。見えからであるにしても、真実からであるにしても、要するに、伝えられているのはキリストなのだから、わたしはそれを喜んでいるし、また喜ぶであろう。 |
1 |
ピリピ人への手紙 |
1 |
19 |
|
なぜなら、あなたがたの祈と、イエス・キリストの霊の助けとによって、この事がついには、わたしの救となることを知っているからである。 |
1 |
ピリピ人への手紙 |
1 |
20 |
|
そこで、わたしが切実な思いで待ち望むことは、わたしが、どんなことがあっても恥じることなく、かえって、いつものように今も、大胆に語ることによって、生きるにも死ぬにも、わたしの身によってキリストがあがめられることである。 |
1 |
ピリピ人への手紙 |
1 |
21 |
|
わたしにとっては、生きることはキリストであり、死ぬことは益である。 |
1 |
ピリピ人への手紙 |
1 |
22 |
|
しかし、肉体において生きていることが、わたしにとっては実り多い働きになるのだとすれば、どちらを選んだらよいか、わたしにはわからない。 |
1 |
ピリピ人への手紙 |
1 |
23 |
|
わたしは、これら二つのものの間に板ばさみになっている。わたしの願いを言えば、この世を去ってキリストと共にいることであり、実は、その方がはるかに望ましい。 |
1 |
ピリピ人への手紙 |
1 |
24 |
|
しかし、肉体にとどまっていることは、あなたがたのためには、さらに必要である。 |