# | 書名 | 章 | 節 | コメント | テキスト |
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0 | 士師記 | 14 | 11 | 人々はサムソンを見ると、三十人の客を連れてきて、同席させた。 | |
0 | 士師記 | 14 | 12 | サムソンは彼らに言った、「わたしはあなたがたに一つのなぞを出しましょう。あなたがたがもし七日のふるまいのうちにそれを解いて、わたしに告げることができたなら、わたしはあなたがたに亜麻の着物三十と、晴れ着三十をさしあげましょう。 | |
0 | 士師記 | 14 | 13 | しかしあなたがたが、それをわたしに告げることができなければ、亜麻の着物三十と晴れ着三十をわたしにくれなければなりません」。彼らはサムソンに言った、「なぞを出しなさい。わたしたちはそれを聞きましょう」。 | |
0 | 士師記 | 14 | 14 | サムソンは彼らに言った、 「食らう者から食い物が出、 強い者から甘い物が出た」。彼らは三日のあいだなぞを解くことができなかった。 |
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0 | 士師記 | 14 | 15 | 四日目になって、彼らはサムソンの妻に言った、「あなたの夫を説きすすめて、なぞをわたしたちに明かすようにしてください。そうしなければ、わたしたちは火をつけてあなたとあなたの父の家を焼いてしまいます。あなたはわたしたちの物を取るために、わたしたちを招いたのですか」。 | |
0 | 士師記 | 14 | 16 | そこでサムソンの妻はサムソンの前に泣いて言った、「あなたはただわたしを憎むだけで、愛してくれません。あなたはわたしの国の人々になぞを出して、それをわたしに解き明かしませんでした」。サムソンは彼女に言った、「わたしは自分の父にも母にも解き明かさなかった。どうしてあなたに解き明かせよう」。 | |
0 | 士師記 | 14 | 17 | 彼女は七日のふるまいの間、彼の前に泣いていたが、七日目になって、サムソンはついに彼女に解き明かした。ひどく彼に迫ったからである。そこで彼女はなぞを自分の国の人々にあかした。 | |
0 | 士師記 | 14 | 18 | 七日目になって、日の没する前に町の人々はサムソンに言った、 「蜜より甘いものに何があろう。 ししより強いものに何があろう」。サムソンは彼らに言った、 「わたしの若い雌牛で耕さなかったなら、 わたしのなぞは解けなかった」。 |
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0 | 士師記 | 14 | 19 | この時、主の霊が激しくサムソンに臨んだので、サムソンはアシケロンに下って行って、その町の者三十人を殺し、彼らからはぎ取って、かのなぞを解いた人々に、その晴れ着を与え、激しく怒って父の家に帰った。 | |
0 | 士師記 | 14 | 20 | サムソンの妻は花婿付添人であった客の妻となった。 |