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0 サムエル記上 11 5 その時ときサウルは畑はたけから牛うしのあとについてきた。そしてサウルは言いった、「民たみが泣ないているのは、どうしたのか」。人々ひとびとは彼かれにヤベシの人々ひとびとの事ことを告つげた。
0 サムエル記上 11 6 サウルがこの言葉ことばを聞きいた時とき、神かみの霊れいが激はげしく彼かれの上うえに臨のぞんだので、彼かれの怒いかりははなはだしく燃もえた。
0 サムエル記上 11 7 彼かれは一くびきの牛うしをとり、それを切きり裂さき、使者ししゃの手てによってイスラエルの全ぜん領土りょうどに送おくって言いわせた、「だれであってもサウルとサムエルとに従したがって出でない者ものは、その牛うしがこのようにされるであろう」。民たみは主しゅを恐おそれて、ひとりのように出でてきた。
0 サムエル記上 11 8 サウルはベゼクでそれを数かぞえたが、イスラエルの人々ひとびとは三十万、ユダの人々ひとびとは三万であった。
0 サムエル記上 11 9 そして人々ひとびとは、きた使者ししゃたちに言いった、「ヤベシ・ギレアデの人ひとにこう言いいなさい、『あす、日ひの暑あつくなるころ、あなたがたは救すくいを得えるであろう』と」。使者ししゃが帰かえって、ヤベシの人々ひとびとに告つげたので、彼かれらは喜よろこんだ。
0 サムエル記上 11 10 そこでヤベシの人々ひとびとは言いった、「あす、われわれは降伏こうふくします。なんでも、あなたがたが良よいと思おもうことを、われわれにしてください」。
0 サムエル記上 11 11 明あくる日ひ、サウルは民たみを三つの部隊ぶたいに分わけ、あかつきに敵てきの陣営じんえいに攻せめ入いり、日ひの暑あつくなるころまで、アンモンびとを殺ころした。生いき残のこった者ものはちりぢりになって、ふたり一緒いっしょにいるものはなかった。
0 サムエル記上 11 12 その時とき、民たみはサムエルに言いった、「さきに、『サウルがどうしてわれわれを治おさめることができようか』と言いったものはだれでしょうか。その人々ひとびとを引ひき出だしてください。われわれはその人々ひとびとを殺ころします」。
0 サムエル記上 11 13 しかしサウルは言いった、「主しゅはきょう、イスラエルに救すくいを施ほどこされたのですから、きょうは人ひとを殺ころしてはなりません」。
0 サムエル記上 11 14 そこでサムエルは民たみに言いった、「さあ、ギルガルへ行いって、あそこで王国おうこくを一新いっしんしよう」。