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0 サムエル記上 26 15 ダビデはアブネルに言いった、「あなたは男おとこではないか。イスラエルのうちに、あなたに及およぶ人ひとがあろうか。それであるのに、どうしてあなたは主君しゅくんである王おうを守まもらなかったのか。民たみのひとりが、あなたの主君しゅくんである王おうを殺ころそうとして、はいりこんだではないか。
0 サムエル記上 26 16 あなたがしたこの事ことは良よくない。主しゅは生いきておられる。あなたがたは、まさに死しに値あたいする。主しゅが油あぶらをそそがれた、あなたの主君しゅくんを守まもらなかったからだ。いま王おうのやりがどこにあるか。その枕まくらもとにあった水みずのびんがどこにあるかを見みなさい」。
0 サムエル記上 26 17 サウルはダビデの声こえを聞ききわけて言いった、「わが子こダビデよ、これはあなたの声こえか」。ダビデは言いった、「王おう、わが君きみよ、わたしの声こえです」。
0 サムエル記上 26 18 ダビデはまた言いった、「わが君きみはどうしてしもべのあとを追おわれるのですか。わたしが何なにをしたのですか。わたしの手てになんのわるいことがあるのですか。
0 サムエル記上 26 19 王おう、わが君きみよ、どうぞ、今いましもべの言葉ことばを聞きいてください。もし主しゅがあなたを動うごかして、わたしの敵てきとされたのであれば、どうぞ主しゅが供そなえ物ものを受うけて和やわらいでくださるように。もし、それが人ひとであるならば、どうぞその人々ひとびとが主しゅの前まえにのろいを受うけるように。彼かれらが『おまえは行いって他たの神々かみがみに仕つかえなさい』と言いって、きょう、わたしを追おい出だし、主しゅの嗣し業ぎょうにあずかることができないようにしたからです。
0 サムエル記上 26 20 それゆえ今いま、主しゅの前まえを離はなれて、わたしの血ちが地ちに落おちることのないようにしてください。イスラエルの王おうは、人ひとが山やまで、しゃこを追おうように、わたしの命いのちを取とろうとして出でてこられたのです」。
0 サムエル記上 26 21 その時とき、サウルは言いった、「わたしは罪つみを犯おかした。わが子こダビデよ、帰かえってきてください。きょう、わたしの命いのちがあなたの目めに尊たっとく見みられたゆえ、わたしは、もはやあなたに害がいを加くわえないであろう。わたしは愚おろかなことをして、非常ひじょうなまちがいをした」。
0 サムエル記上 26 22 ダビデは答こたえた、「王おうのやりは、ここにあります。ひとりの若者わかものに渡わたってこさせ、これを持もちかえらせてください。
0 サムエル記上 26 23 主しゅは人ひとおのおのにその義ぎと真実しんじつとに従したがって報むくいられます。主しゅがきょう、あなたをわたしの手てに渡わたされたのに、わたしは主しゅが油あぶらを注そそがれた者ものに向むかって、手てをのべることをしなかったのです。
0 サムエル記上 26 24 きょう、わたしがあなたの命いのちを重おもんじたように、どうぞ主しゅがわたしの命いのちを重おもんじて、もろもろの苦難くなんから救すくい出だしてくださるように」。