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＃	書名	章	節	コメント	テキスト
0	ヨブ記	3	17		かしこでは悪人あくにんも、あばれることをやめ、 うみ疲つかれた者ものも、休やすみを得え、
0	ヨブ記	3	18		捕とらわれ人びとも共ともに安やすらかにおり、 追おい使つかう者ものの声こえを聞きかない。
0	ヨブ記	3	19		小ちいさい者ものも大おおきい者ものもそこにおり、 奴隷どれいも、その主人しゅじんから解とき放はなされる。
0	ヨブ記	3	20		なにゆえ、悩なやむ者ものに光ひかりを賜たまい、 心こころの苦くるしむ者ものに命いのちを賜たまわったのか。
0	ヨブ記	3	21		このような人ひとは死しを望のぞんでも来こない、 これを求もとめることは隠かくれた宝たからを 掘ほるよりも、はなはだしい。
0	ヨブ記	3	22		彼かれらは墓はかを見みいだすとき、非常ひじょうに喜よろこび楽たのしむのだ。
0	ヨブ記	3	23		なにゆえ、その道みちの隠かくされた人ひとに、 神かみが、まがきをめぐらされた人ひとに、光ひかりを賜たまわるのか。
0	ヨブ記	3	24		わたしの嘆なげきはわが食物しょくもつに代かわって来きたり、 わたしのうめきは水みずのように流ながれ出でる。
0	ヨブ記	3	25		わたしの恐おそれるものが、わたしに臨のぞみ、 わたしの恐おそれおののくものが、わが身みに及およぶ。
0	ヨブ記	3	26		わたしは安やすらかでなく、またおだやかでない。 わたしは休やすみを得えない、ただ悩なやみのみが来くる」。