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モアブの誉は、消え去った。 ヘシボンで人々はモアブの害を図り、 『さあ、この国を断ち滅ぼそう』という。 マデメンよ、おまえもまた滅ぼされる、 つるぎがおまえを追う。 |
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ホロナイムから叫び声が聞える、 『荒廃と大いなる滅亡だ』という。 |
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モアブは滅ぼされ、 叫びはゾアルにまで聞える。 |
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彼らは泣きながらルヒテの坂を登る。 彼らはホロナイムの下り坂で、 『滅亡』の叫びを聞いたからだ。 |
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逃げて、自分の身を救え、 荒野の野ろばのようになれ。 |
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おまえが、とりでと財宝とを頼みにしたので、 おまえも捕えられるからだ。 またケモシは、その祭司とつかさたちと共に、 捕えられて行く。 |
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滅ぼす者はすべての町に来る、 一つの町ものがれることができない。 谷は滅び、平地は荒される、 主の言われたとおりである。 |
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モアブに翼を与えて、飛び去らせよ。 その町々は荒れて、住む者はなくなる。 |
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主のわざを行うことを怠る者はのろわれる。またそのつるぎを押えて血を流さない者はのろわれる。 |
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モアブはその幼い時から安らかで、 酒が、沈んだおりの上にとどまって、 器から器に、くみ移されなかったように、 捕え移されなかったので、 その味はなお存し、その香気も変ることがない。 |