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マタイによる福音書 |
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イエス・キリストの誕生の次第はこうであった。母マリヤはヨセフと婚約していたが、まだ一緒にならない前に、聖霊によって身重になった。 |
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マタイによる福音書 |
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夫ヨセフは正しい人であったので、彼女のことが公けになることを好まず、ひそかに離縁しようと決心した。 |
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マタイによる福音書 |
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彼がこのことを思いめぐらしていたとき、主の使が夢に現れて言った、「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。 |
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マタイによる福音書 |
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彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」。 |
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マタイによる福音書 |
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すべてこれらのことが起ったのは、主が預言者によって言われたことの成就するためである。すなわち、 |
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マタイによる福音書 |
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「見よ、おとめがみごもって男の子を産むであろう。 その名はインマヌエルと呼ばれるであろう」。これは、「神われらと共にいます」という意味である。 |
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マタイによる福音書 |
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ヨセフは眠りからさめた後に、主の使が命じたとおりに、マリヤを妻に迎えた。 |
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マタイによる福音書 |
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しかし、子が生れるまでは、彼女を知ることはなかった。そして、その子をイエスと名づけた。 |
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マタイによる福音書 |
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イエスがヘロデ王の代に、ユダヤのベツレヘムでお生れになったとき、見よ、東からきた博士たちがエルサレムに着いて言った、 |
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マタイによる福音書 |
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「ユダヤ人の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。わたしたちは東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきました」。 |