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イエスはこれらの譬を語り終えてから、そこを立ち去られた。 |
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そして郷里に行き、会堂で人々を教えられたところ、彼らは驚いて言った、「この人は、この知恵とこれらの力あるわざとを、どこで習ってきたのか。 |
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この人は大工の子ではないか。母はマリヤといい、兄弟たちは、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではないか。 |
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またその姉妹たちもみな、わたしたちと一緒にいるではないか。こんな数々のことを、いったい、どこで習ってきたのか」。 |
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こうして人々はイエスにつまずいた。しかし、イエスは言われた、「預言者は、自分の郷里や自分の家以外では、どこででも敬われないことはない」。 |
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そして彼らの不信仰のゆえに、そこでは力あるわざを、あまりなさらなかった。 |
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そのころ、領主ヘロデはイエスのうわさを聞いて、 |
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家来に言った、「あれはバプテスマのヨハネだ。死人の中からよみがえったのだ。それで、あのような力が彼のうちに働いているのだ」。 |
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というのは、ヘロデは先に、自分の兄弟ピリポの妻ヘロデヤのことで、ヨハネを捕えて縛り、獄に入れていた。 |
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すなわち、ヨハネはヘロデに、「その女をめとるのは、よろしくない」と言ったからである。 |