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1 マルコによる福音書 5 38 彼かれらが会堂司かいどうづかさの家いえに着つくと、イエスは人々ひとびとが大声おおごえで泣ないたり、叫さけんだりして、騒さわいでいるのをごらんになり、
1 マルコによる福音書 5 39 内うちにはいって、彼かれらに言いわれた、「なぜ泣なき騒さわいでいるのか。子供こどもは死しんだのではない。眠ねむっているだけである」。
1 マルコによる福音書 5 40 人々ひとびとはイエスをあざ笑わらった。しかし、イエスはみんなの者ものを外そとに出だし、子供こどもの父母ふぼと供ともの者ものたちだけを連つれて、子供こどものいる所ところにはいって行いかれた。
1 マルコによる福音書 5 41 そして子供こどもの手てを取とって、「タリタ、クミ」と言いわれた。それは、「少女しょうじょよ、さあ、起おきなさい」という意味いみである。
1 マルコによる福音書 5 42 すると、少女しょうじょはすぐに起おき上あがって、歩あるき出だした。十二歳さいにもなっていたからである。彼かれらはたちまち非常ひじょうな驚おどろきに打うたれた。
1 マルコによる福音書 5 43 イエスは、だれにもこの事ことを知しらすなと、きびしく彼かれらに命めいじ、また、少女しょうじょに食物しょくもつを与あたえるようにと言いわれた。
1 マルコによる福音書 6 1 イエスはそこを去さって、郷里きょうりに行いかれたが、弟子でしたちも従したがって行いった。
1 マルコによる福音書 6 2 そして、安息日あんそくにちになったので、会堂かいどうで教おしえはじめられた。それを聞きいた多おおくの人々ひとびとは、驚おどろいて言いった、「この人ひとは、これらのことをどこで習ならってきたのか。また、この人ひとの授さずかった知恵ちえはどうだろう。このような力ちからあるわざがその手てで行おこなわれているのは、どうしてか。
1 マルコによる福音書 6 3 この人ひとは大工だいくではないか。マリヤのむすこで、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟きょうだいではないか。またその姉妹しまいたちも、ここにわたしたちと一緒いっしょにいるではないか」。こうして彼かれらはイエスにつまずいた。
1 マルコによる福音書 6 4 イエスは言いわれた、「預言者よげんしゃは、自分じぶんの郷里きょうり、親族しんぞく、家いえ以外いがいでは、どこででも敬うやまわれないことはない」。