検索条件　：　

＃	書名	章	節	コメント	テキスト
1	マルコによる福音書	5	8		それは、イエスが、「けがれた霊れいよ、この人ひとから出でて行いけ」と言いわれたからである。
1	マルコによる福音書	5	9		また彼かれに、「なんという名前なまえか」と尋たずねられると、「レギオンと言いいます。大おおぜいなのですから」と答こたえた。
1	マルコによる福音書	5	10		そして、自分じぶんたちをこの土地とちから追おい出ださないようにと、しきりに願ねがいつづけた。
1	マルコによる福音書	5	11		さて、そこの山やまの中腹ちゅうふくに、豚ぶたの大群たいぐんが飼かってあった。
1	マルコによる福音書	5	12		霊れいはイエスに願ねがって言いった、「わたしどもを、豚ぶたにはいらせてください。その中なかへ送おくってください」。
1	マルコによる福音書	5	13		イエスがお許ゆるしになったので、けがれた霊れいどもは出でて行いって、豚ぶたの中なかへはいり込こんだ。すると、その群むれは二千匹ひきばかりであったが、がけから海うみへなだれを打うって駆かけ下くだり、海うみの中なかでおぼれ死しんでしまった。
1	マルコによる福音書	5	14		豚ぶたを飼かう者ものたちが逃にげ出だして、町まちや村むらにふれまわったので、人々ひとびとは何事なにごとが起おこったのかと見みにきた。
1	マルコによる福音書	5	15		そして、イエスのところにきて、悪霊あくれいにつかれた人ひとが着物きものを着きて、正気しょうきになってすわっており、それがレギオンを宿やどしていた者ものであるのを見みて、恐おそれた。
1	マルコによる福音書	5	16		また、それを見みた人ひとたちは、悪霊あくれいにつかれた人ひとの身みに起おこった事ことと豚ぶたのこととを、彼かれらに話はなして聞きかせた。
1	マルコによる福音書	5	17		そこで、人々ひとびとはイエスに、この地方ちほうから出でて行いっていただきたいと、頼たのみはじめた。