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実がいると、すぐにかまを入れる。刈入れ時がきたからである」。 |
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また言われた、「神の国を何に比べようか。また、どんな譬で言いあらわそうか。 |
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マルコによる福音書 |
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それは一粒のからし種のようなものである。地にまかれる時には、地上のどんな種よりも小さいが、 |
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まかれると、成長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が宿るほどになる」。 |
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マルコによる福音書 |
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イエスはこのような多くの譬で、人々の聞く力にしたがって、御言を語られた。 |
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譬によらないでは語られなかったが、自分の弟子たちには、ひそかにすべてのことを解き明かされた。 |
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さてその日、夕方になると、イエスは弟子たちに、「向こう岸へ渡ろう」と言われた。 |
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そこで、彼らは群衆をあとに残し、イエスが舟に乗っておられるまま、乗り出した。ほかの舟も一緒に行った。 |
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すると、激しい突風が起り、波が舟の中に打ち込んできて、舟に満ちそうになった。 |
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ところがイエス自身は、舳の方でまくらをして、眠っておられた。そこで、弟子たちはイエスをおこして、「先生、わたしどもがおぼれ死んでも、おかまいにならないのですか」と言った。 |