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マルコによる福音書 |
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彼らは黙っていた。それは途中で、だれが一ばん偉いかと、互に論じ合っていたからである。 |
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マルコによる福音書 |
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そこで、イエスはすわって十二弟子を呼び、そして言われた、「だれでも一ばん先になろうと思うならば、一ばんあとになり、みんなに仕える者とならねばならない」。 |
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マルコによる福音書 |
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そして、ひとりの幼な子をとりあげて、彼らのまん中に立たせ、それを抱いて言われた。 |
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マルコによる福音書 |
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「だれでも、このような幼な子のひとりを、わたしの名のゆえに受けいれる者は、わたしを受けいれるのである。そして、わたしを受けいれる者は、わたしを受けいれるのではなく、わたしをおつかわしになったかたを受けいれるのである」。 |
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マルコによる福音書 |
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ヨハネがイエスに言った、「先生、わたしたちについてこない者が、あなたの名を使って悪霊を追い出しているのを見ましたが、その人はわたしたちについてこなかったので、やめさせました」。 |
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マルコによる福音書 |
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イエスは言われた、「やめさせないがよい。だれでもわたしの名で力あるわざを行いながら、すぐそのあとで、わたしをそしることはできない。 |
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マルコによる福音書 |
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わたしたちに反対しない者は、わたしたちの味方である。 |
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マルコによる福音書 |
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だれでも、キリストについている者だというので、あなたがたに水一杯でも飲ませてくれるものは、よく言っておくが、決してその報いからもれることはないであろう。 |
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マルコによる福音書 |
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また、わたしを信じるこれらの小さい者のひとりをつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけられて海に投げ込まれた方が、はるかによい。 |
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マルコによる福音書 |
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もし、あなたの片手が罪を犯させるなら、それを切り捨てなさい。両手がそろったままで地獄の消えない火の中に落ち込むよりは、かたわになって命に入る方がよい。〔 |