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1 使徒行伝 25 16 そこでわたしは、かれらにこたえた、『うったえられたものが、うったえたものまえって、告訴こくそたい弁明べんめいする機会きかいあたえられないまえに、そのひと見放みはなしてしまうのは、ローマじん慣例かんれいにはないことである』。
1 使徒行伝 25 17 それで、かれらがここにあつまってきたとき、わたしはときをうつさず、つぎ裁判さいばんせきについて、そのおとこさせた。
1 使徒行伝 25 18 うったえたものたちはがったが、わたしが推測すいそくしていたような悪事あくじは、かれについて何一なにひともうてはしなかった。
1 使徒行伝 25 19 ただ、かれあらそっているのは、かれ自身じしん宗教しゅうきょうかんし、また、んでしまったのにきているとパウロが主張しゅちょうしているイエスなるものかんする問題もんだいぎない。
1 使徒行伝 25 20 これらの問題もんだいを、どうあつかってよいかわからなかったので、わたしはかれに、『エルサレムにって、これらの問題もんだいについて、そこでさばいてもらいたくはないか』とたずねてみた。
1 使徒行伝 25 21 ところがパウロは、皇帝こうてい判決はんけつけるときまで、このまま自分じぶんをとどめておいてほしいとうので、カイザルにかれおくりとどけるときまでとどめておくようにと、めいじておいた」。
1 使徒行伝 25 22 そこで、アグリッパがフェストに「わたしも、そのひとぶんいてたい」とったので、フェストは、「では、あすかれからきとるようにしてあげよう」とこたえた。
1 使徒行伝 25 23 翌日よくじつ、アグリッパとベルニケとは、おおいに威儀いぎをととのえて、千卒長せんそつちょうたちや重立おもだったひとたちとともに、引見所いんけんじょにはいってきた。すると、フェストのめいによって、パウロがそこにされた。
1 使徒行伝 25 24 そこで、フェストがった、「アグリッパおう、ならびにご臨席りんせき諸君しょくん。ごらんになっているこの人物じんぶつは、ユダヤじんたちがこぞって、エルサレムにおいても、また、このにおいても、これ以上いじょうかしておくべきでないとさけんで、わたしにうったているものである。
1 使徒行伝 25 25 しかし、かれあたることはなにもしていないと、わたしはているのだが、かれ自身じしん皇帝こうてい上訴じょうそするとしたので、かれをそちらへおくることにめた。