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時にラバンはヤコブに言った、「あなたはわたしのおいだからといって、ただでわたしのために働くこともないでしょう。どんな報酬を望みますか、わたしに言ってください」。 |
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さてラバンにはふたりの娘があった。姉の名はレアといい、妹の名はラケルといった。 |
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レアは目が弱かったが、ラケルは美しくて愛らしかった。 |
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ヤコブはラケルを愛したので、「わたしは、あなたの妹娘ラケルのために七年あなたに仕えましょう」と言った。 |
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ラバンは言った、「彼女を他人にやるよりもあなたにやる方がよい。わたしと一緒にいなさい」。 |
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こうして、ヤコブは七年の間ラケルのために働いたが、彼女を愛したので、ただ数日のように思われた。 |
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ヤコブはラバンに言った、「期日が満ちたから、わたしの妻を与えて、妻の所にはいらせてください」。 |
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そこでラバンはその所の人々をみな集めて、ふるまいを設けた。 |
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夕暮となったとき、娘レアをヤコブのもとに連れてきたので、ヤコブは彼女の所にはいった。 |
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ラバンはまた自分のつかえめジルパを娘レアにつかえめとして与えた。 |