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＃	書名	章	節	コメント	テキスト
0	創世記	29	25		朝あさになって、見みると、それはレアであったので、ヤコブはラバンに言いった、「あなたはどうしてこんな事ことをわたしにされたのですか。わたしはラケルのために働はたらいたのではありませんか。どうしてあなたはわたしを欺あざむいたのですか」。
0	創世記	29	26		ラバンは言いった、「妹いもうとを姉あねより先さきにとつがせる事ことはわれわれの国くにではしません。
0	創世記	29	27		まずこの娘むすめのために一週しゅう間かんを過すごしなさい。そうすればあの娘むすめもあなたにあげよう。あなたは、そのため更さらに七年ねんわたしに仕つかえなければならない」。
0	創世記	29	28		ヤコブはそのとおりにして、その一週しゅう間かんが終おわったので、ラバンは娘むすめラケルをも妻つまとして彼かれに与あたえた。
0	創世記	29	29		ラバンはまた自分じぶんのつかえめビルハを娘むすめラケルにつかえめとして与あたえた。
0	創世記	29	30		ヤコブはまたラケルの所ところにはいった。彼かれはレアよりもラケルを愛あいして、更さらに七年ねんラバンに仕つかえた。
0	創世記	29	31		主しゅはレアがきらわれるのを見みて、その胎たいを開ひらかれたが、ラケルは、みごもらなかった。
0	創世記	29	32		レアは、みごもって子こを産うみ、名なをルベンと名なづけて、言いった、「主しゅがわたしの悩なやみを顧かえりみられたから、今いまは夫おっともわたしを愛あいするだろう」。
0	創世記	29	33		彼女かのじょはまた、みごもって子こを産うみ、「主しゅはわたしが嫌きらわれるのをお聞ききになって、わたしにこの子こをも賜たまわった」と言いって、名なをシメオンと名なづけた。
0	創世記	29	34		彼女かのじょはまた、みごもって子こを産うみ、「わたしは彼かれに三人にんの子こを産うんだから、こんどこそは夫おっともわたしに親したしむだろう」と言いって、名なをレビと名なづけた。