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サムエル記下 |
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それゆえ、わが主、王よ、王の子たちが皆死んだと思って、この事を心にとめられてはなりません。アムノンだけが死んだのです」。 |
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サムエル記下 |
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アブサロムはのがれた。時に見張りをしていた若者が目をあげて見ると、山のかたわらのホロナイムの道から多くの民の来るのが見えた。 |
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サムエル記下 |
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ヨナダブは王に言った、「見よ、王の子たちがきました。しもべの言ったとおりです」。 |
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サムエル記下 |
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彼が語ることを終った時、王の子たちはきて声をあげて泣いた。王もその家来たちも皆、非常にはげしく泣いた。 |
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サムエル記下 |
13 |
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しかしアブサロムはのがれて、ゲシュルの王アミホデの子タルマイのもとに行った。ダビデは日々その子のために悲しんだ。 |
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サムエル記下 |
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アブサロムはのがれてゲシュルに行き、三年の間そこにいた。 |
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サムエル記下 |
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王は心に、アブサロムに会うことを、せつに望んだ。アムノンは死んでしまい、ダビデが彼のことはあきらめていたからである。 |
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サムエル記下 |
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ゼルヤの子ヨアブは王の心がアブサロムに向かっているのを知った。 |
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サムエル記下 |
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そこでヨアブはテコアに人をつかわして、そこからひとりの賢い女を連れてこさせ、その女に言った、「あなたは悲しみのうちにある人をよそおって、喪服を着、油を身に塗らず、死んだ人のために長いあいだ悲しんでいる女のように、よそおって、 |
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サムエル記下 |
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王のもとに行き、しかじかと彼に語りなさい」。こうしてヨアブはその言葉を彼女の口に授けた。 |