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0 サムエル記下 13 13 わたしの恥はじをわたしはどこへ持もって行いくことができましょう。あなたはイスラエルの愚おろか者もののひとりとなるでしょう。それゆえ、どうぞ王おうに話はなしてください。王おうがわたしをあなたに与あたえないことはないでしょう」。
0 サムエル記下 13 14 しかしアムノンは彼女かのじょの言いうことを聞きこうともせず、タマルよりも強つよかったので、タマルをはずかしめてこれと共ともに寝ねた。
0 サムエル記下 13 15 それからアムノンは、ひじょうに深ふかくタマルを憎にくむようになった。彼女かのじょを憎にくむ憎にくしみは、彼女かのじょを恋こいした恋こいよりも大おおきかった。アムノンは彼女かのじょに言いった、「立たって、行いきなさい」。
0 サムエル記下 13 16 タマルはアムノンに言いった、「いいえ、兄あに上うえよ、わたしを返かえすことは、あなたがさきにわたしになさった事ことよりも大おおきい悪あくです」。しかしアムノンは彼女かのじょの言いうことを聞きこうともせず、
0 サムエル記下 13 17 彼かれに仕つかえている若者わかものを呼よんで言いった、「この女おんなをわたしの所ところから外そとにおくり出だし、そのあとに戸とを閉とざすがよい」。
0 サムエル記下 13 18 この時とき、タマルは長ながそでの着物きものを着きていた。昔むかし、王おうの姫ひめたちの処女しょじょである者ものはこのような着物きものを着きたからである。アムノンのしもべは彼女かのじょを外そとに出だして、そのあとに戸とを閉とざした。
0 サムエル記下 13 19 タマルは灰はいを頭あたまにかぶり、着きていた長ながそでの着物きものを裂さき、手てを頭あたまにのせて、叫さけびながら去さって行いった。
0 サムエル記下 13 20 兄あにアブサロムは彼女かのじょに言いった、「兄あにアムノンがあなたと一緒いっしょにいたのか。しかし妹いもうとよ、今いまは黙だまっていなさい。彼かれはあなたの兄あにです。この事ことを心こころにとめなくてよろしい」。こうしてタマルは兄あにアブサロムの家いえに寂さびしく住すんでいた。
0 サムエル記下 13 21 ダビデ王おうはこれらの事ことをことごとく聞きいて、ひじょうに怒いかった。
0 サムエル記下 13 22 アブサロムはアムノンに良よいことも悪わるいことも語かたることをしなかった。それはアムノンがアブサロムの妹いもうとタマルをはずかしめたので、アブサロムが彼かれを憎にくんでいたからである。