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列王紀上 |
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「ここを去って東におもむき、ヨルダンの東にあるケリテ川のほとりに身を隠しなさい。 |
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そしてその川の水を飲みなさい。わたしはからすに命じて、そこであなたを養わせよう」。 |
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エリヤは行って、主の言葉のとおりにした。すなわち行って、ヨルダンの東にあるケリテ川のほとりに住んだ。 |
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列王紀上 |
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すると、からすが朝ごとに彼の所にパンと肉を運び、また夕ごとにパンと肉を運んできた。そして彼はその川の水を飲んだ。 |
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列王紀上 |
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しかし国に雨がなかったので、しばらくしてその川はかれた。 |
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列王紀上 |
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その時、主の言葉が彼に臨んで言った、 |
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列王紀上 |
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「立ってシドンに属するザレパテへ行って、そこに住みなさい。わたしはそのところのやもめ女に命じてあなたを養わせよう」。 |
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そこで彼は立ってザレパテへ行ったが、町の門に着いたとき、ひとりのやもめ女が、その所でたきぎを拾っていた。彼はその女に声をかけて言った、「器に水を少し持ってきて、わたしに飲ませてください」。 |
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列王紀上 |
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彼女が行って、それを持ってこようとした時、彼は彼女を呼んで言った、「手に一口のパンを持ってきてください」。 |
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列王紀上 |
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彼女は言った、「あなたの神、主は生きておられます。わたしにはパンはありません。ただ、かめに一握りの粉と、びんに少しの油があるだけです。今わたしはたきぎ二、三本を拾い、うちへ帰って、わたしと子供のためにそれを調理し、それを食べて死のうとしているのです」。 |