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0 列王紀下 4 7 そこで彼女かのじょは神かみの人ひとのところにきて告つげたので、彼かれは言いった、「行いって、その油あぶらを売うって負債ふさいを払はらいなさい。あなたと、あなたの子供こどもたちはその残のこりで暮くらすことができます」。
0 列王紀下 4 8 ある日ひエリシャはシュネムへ行いったが、そこにひとりの裕福ゆうふくな婦人ふじんがいて、しきりに彼かれに食事しょくじをすすめたので、彼かれはそこを通とおるごとに、そこに寄よって食事しょくじをした。
0 列王紀下 4 9 その女おんなは夫おっとに言いった、「いつもわたしたちの所ところを通とおるあの人ひとは確たしかに神かみの聖せいなる人ひとです。
0 列王紀下 4 10 わたしたちは屋上おくじょうに壁かべのある一つの小ちいさいへやを造つくり、そこに寝台しんだいと机つくえといすと燭台しょくだいとを彼かれのために備そなえましょう。そうすれば彼かれがわたしたちの所ところに来くるとき、そこに、はいることができます」。
0 列王紀下 4 11 さて、ある日ひエリシャはそこにきて、そのへやにはいり、そこに休やすんだが、
0 列王紀下 4 12 彼かれはそのしもべゲハジに「このシュネムの女おんなを呼よんできなさい」と言いった。彼かれがその女おんなを呼よぶと、彼女かのじょはきてエリシャの前まえに立たったので、
0 列王紀下 4 13 エリシャはゲハジに言いった、「彼女かのじょに言いいなさい、『あなたはこんなにねんごろに、わたしたちのために心こころを用もちいられたが、あなたのためには何なにをしたらよいでしょうか。王おうまたは軍勢ぐんぜいの長ちょうにあなたの事ことをよろしく頼たのむことをお望のぞみですか』」。彼女かのじょは答こたえて言いった、「わたしは自分じぶんの民たみのうちに住すんでいます」。
0 列王紀下 4 14 エリシャは言いった、「それでは彼女かのじょのために何なにをしようか」。ゲハジは言いった、「彼女かのじょには子供こどもがなく、その夫おっとは老おいています」。
0 列王紀下 4 15 するとエリシャが「彼女かのじょを呼よびなさい」と言いったので、彼女かのじょを呼よぶと、来きて戸口とぐちに立たった。
0 列王紀下 4 16 エリシャは言いった、「来年らいねんの今いまごろ、あなたはひとりの子こを抱だくでしょう」。彼女かのじょは言いった、「いいえ、わが主しゅよ、神かみの人ひとよ、はしためを欺あざむかないでください」。