0 |
ヨブ記 |
41 |
23 |
|
その肉片は密接に相連なり、 固く身に着いて動かすことができない。 |
0 |
ヨブ記 |
41 |
24 |
|
その心臓は石のように堅く、 うすの下石のように堅い。 |
0 |
ヨブ記 |
41 |
25 |
|
その身を起すときは勇士も恐れ、 その衝撃によってあわて惑う。 |
0 |
ヨブ記 |
41 |
26 |
|
つるぎがこれを撃っても、きかない、 やりも、矢も、もりも用をなさない。 |
0 |
ヨブ記 |
41 |
27 |
|
これは鉄を見ること、わらのように、 青銅を見ること朽ち木のようである。 |
0 |
ヨブ記 |
41 |
28 |
|
弓矢もこれを逃がすことができない。 石投げの石もこれには、わらくずとなる。 |
0 |
ヨブ記 |
41 |
29 |
|
こん棒もわらくずのようにみなされ、 投げやりの響きを、これはあざ笑う。 |
0 |
ヨブ記 |
41 |
30 |
|
その下腹は鋭いかわらのかけらのようで、 麦こき板のようにその身を泥の上に伸ばす。 |
0 |
ヨブ記 |
41 |
31 |
|
これは淵をかなえのように沸きかえらせ、 海を香油のなべのようにする。 |
0 |
ヨブ記 |
41 |
32 |
|
これは自分のあとに光る道を残し、 淵をしらがのように思わせる。 |