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ハバクク書 |
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こうして、彼らは風のようになぎ倒して行き過ぎる。 彼らは罪深い者で、おのれの力を神となす。 |
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ハバクク書 |
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わが神、主、わが聖者よ。 あなたは永遠からいますかたではありませんか。 わたしたちは死んではならない。 主よ、あなたは彼らをさばきのために備えられた。 岩よ、あなたは彼らを懲しめのために立てられた。 |
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ハバクク書 |
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あなたは目が清く、悪を見られない者、 また不義を見られない者であるのに、 何ゆえ不真実な者に目をとめていられるのですか。 悪しき者が自分よりも正しい者を、のみ食らうのに、 何ゆえ黙っていられるのですか。 |
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ハバクク書 |
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あなたは人を海の魚のようにし、 治める者のない這う虫のようにされる。 |
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ハバクク書 |
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彼はつり針でこれをことごとくつり上げ、 網でこれを捕え、 引き網でこれを集め、 こうして彼は喜び楽しむ。 |
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ハバクク書 |
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それゆえ、彼はその網に犠牲をささげ、 その引き網に香をたく。 これによって彼はぜいたくに暮し、 その食物も豊かになるからである。 |
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ハバクク書 |
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それで、彼はいつまでもその網の獲物を取り入れて、 無情にも諸国民を殺すのであろうか。 |
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ハバクク書 |
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わたしはわたしの見張所に立ち、 物見やぐらに身を置き、 望み見て、彼がわたしになんと語られるかを見、 またわたしの訴えについて わたし自らなんと答えたらよかろうかを見よう。 |
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ハバクク書 |
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主はわたしに答えて言われた、 「この幻を書き、 これを板の上に明らかにしるし、 走りながらも、これを読みうるようにせよ。 |
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ハバクク書 |
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この幻はなお定められたときを待ち、 終りをさして急いでいる。それは偽りではない。 もしおそければ待っておれ。 それは必ず臨む。滞りはしない。 |