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＃	書名	章	節	コメント	テキスト
1	マタイによる福音書	13	3		イエスは譬たとえで多おおくの事ことを語かたり、こう言いわれた、「見みよ、種たねまきが種たねをまきに出でて行いった。
1	マタイによる福音書	13	4		まいているうちに、道みちばたに落おちた種たねがあった。すると、鳥とりがきて食たべてしまった。
1	マタイによる福音書	13	5		ほかの種たねは土つちの薄うすい石地いしじに落おちた。そこは土つちが深ふかくないので、すぐ芽めを出だしたが、
1	マタイによる福音書	13	6		日ひが上のぼると焼やけて、根ねがないために枯かれてしまった。
1	マタイによる福音書	13	7		ほかの種たねはいばらの地ちに落おちた。すると、いばらが伸のびて、ふさいでしまった。
1	マタイによる福音書	13	8		ほかの種たねは良よい地ちに落おちて実みを結むすび、あるものは百倍ばい、あるものは六十倍ばい、あるものは三十倍ばいにもなった。
1	マタイによる福音書	13	9		耳みみのある者ものは聞きくがよい」。
1	マタイによる福音書	13	10		それから、弟子でしたちがイエスに近寄ちかよってきて言いった、「なぜ、彼かれらに譬たとえでお話はなしになるのですか」。
1	マタイによる福音書	13	11		そこでイエスは答こたえて言いわれた、「あなたがたには、天国てんごくの奥義おくぎを知しることが許ゆるされているが、彼かれらには許ゆるされていない。
1	マタイによる福音書	13	12		おおよそ、持もっている人ひとは与あたえられて、いよいよ豊ゆたかになるが、持もっていない人ひとは、持もっているものまでも取とり上あげられるであろう。