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マルコによる福音書 |
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誘惑に陥らないように、目をさまして祈っていなさい。心は熱しているが、肉体が弱いのである」。 |
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また離れて行って同じ言葉で祈られた。 |
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マルコによる福音書 |
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またきてごらんになると、彼らはまだ眠っていた。その目が重くなっていたのである。そして、彼らはどうお答えしてよいか、わからなかった。 |
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マルコによる福音書 |
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三度目にきて言われた、「まだ眠っているのか、休んでいるのか。もうそれでよかろう。時がきた。見よ、人の子は罪人らの手に渡されるのだ。 |
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マルコによる福音書 |
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立て、さあ行こう。見よ、わたしを裏切る者が近づいてきた」。 |
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マルコによる福音書 |
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そしてすぐ、イエスがまだ話しておられるうちに、十二弟子のひとりのユダが進みよってきた。また祭司長、律法学者、長老たちから送られた群衆も、剣と棒とを持って彼についてきた。 |
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イエスを裏切る者は、あらかじめ彼らに合図をしておいた、「わたしの接吻する者が、その人だ。その人をつかまえて、まちがいなく引ひっぱって行け」。 |
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彼は来るとすぐ、イエスに近寄り、「先生」と言って接吻した。 |
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人々はイエスに手をかけてつかまえた。 |
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すると、イエスのそばに立っていた者のひとりが、剣を抜いて大祭司の僕に切りかかり、その片耳を切り落した。 |