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だから、目をさましていなさい。いつ、家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、にわとりの鳴くころか、明け方か、わからないからである。 |
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あるいは急に帰ってきて、あなたがたの眠っているところを見つけるかも知れない。 |
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目をさましていなさい。わたしがあなたがたに言うこの言葉は、すべての人々に言うのである」。 |
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さて、過越と除酵との祭の二日前になった。祭司長たちや律法学者たちは、策略をもってイエスを捕えたうえ、なんとかして殺そうと計っていた。 |
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彼らは、「祭の間はいけない。民衆が騒ぎを起すかも知れない」と言っていた。 |
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イエスがベタニヤで、らい病人シモンの家にいて、食卓についておられたとき、ひとりの女が、非常に高価で純粋なナルドの香油が入れてある石膏のつぼを持ってきて、それをこわし、香油をイエスの頭に注ぎかけた。 |
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すると、ある人々が憤って互に言った、「なんのために香油をこんなにむだにするのか。 |
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この香油を三百デナリ以上にでも売って、貧しい人たちに施すことができたのに」。そして女をきびしくとがめた。 |
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するとイエスは言われた、「するままにさせておきなさい。なぜ女を困らせるのか。わたしによい事をしてくれたのだ。 |
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貧しい人たちはいつもあなたがたと一緒にいるから、したいときにはいつでも、よい事をしてやれる。しかし、わたしはあなたがたといつも一緒にいるわけではない。 |