1 |
コリント人への第一の手紙 |
9 |
15 |
|
しかしわたしは、これらの権利を一つも利用しなかった。また、自分がそうしてもらいたいから、このように書くのではない。そうされるよりは、死ぬ方がましである。わたしのこの誇は、何者にも奪い去られてはならないのだ。 |
1 |
コリント人への第一の手紙 |
9 |
16 |
|
わたしが福音を宣べ伝えても、それは誇にはならない。なぜなら、わたしは、そうせずにはおれないからである。もし福音を宣べ伝えないなら、わたしはわざわいである。 |
1 |
コリント人への第一の手紙 |
9 |
17 |
|
進んでそれをすれば、報酬を受けるであろう。しかし、進んでしないとしても、それは、わたしにゆだねられた務なのである。 |
1 |
コリント人への第一の手紙 |
9 |
18 |
|
それでは、その報酬はなんであるか。福音を宣べ伝えるのにそれを無代価で提供し、わたしが宣教者として持つ権利を利用しないことである。 |
1 |
コリント人への第一の手紙 |
9 |
19 |
|
わたしは、すべての人に対して自由であるが、できるだけ多くの人を得るために、自ら進んですべての人の奴隷になった。 |
1 |
コリント人への第一の手紙 |
9 |
20 |
|
ユダヤ人には、ユダヤ人のようになった。ユダヤ人を得るためである。律法の下にある人には、わたし自身は律法の下にはないが、律法の下にある者のようになった。律法の下にある人を得るためである。 |
1 |
コリント人への第一の手紙 |
9 |
21 |
|
律法のない人には――わたしは神の律法の外にあるのではなく、キリストの律法の中にあるのだが――律法のない人のようになった。律法のない人を得るためである。 |
1 |
コリント人への第一の手紙 |
9 |
22 |
|
弱い人には弱い者になった。弱い人を得るためである。すべての人に対しては、すべての人のようになった。なんとかして幾人かを救うためである。 |
1 |
コリント人への第一の手紙 |
9 |
23 |
|
福音のために、わたしはどんな事でもする。わたしも共に福音にあずかるためである。 |
1 |
コリント人への第一の手紙 |
9 |
24 |
|
あなたがたは知らないのか。競技場で走る者は、みな走りはするが、賞を得る者はひとりだけである。あなたがたも、賞を得るように走りなさい。 |