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士師記 |
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シケムのやぐらの人々は皆これを聞いて、エルベリテの宮の塔にはいった。 |
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シケムのやぐらの人々が皆集まったことがアビメレクに聞えたので、 |
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士師記 |
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アビメレクは自分と一緒にいた民をことごとく率いてザルモン山にのぼり、アビメレクは手におのを取って、木の枝を切り落し、それを取りあげて自分の肩にのせ、一緒にいた民にむかって言った、「あなたがたはわたしがしたことを見たとおりに急いでしなさい」。 |
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士師記 |
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そこで民もまた皆おのおのその枝を切り落し、アビメレクに従って行って、枝を塔によせかけ、塔に火をつけて彼らを攻めた。こうしてシケムのやぐらの人々もまたことごとく死んだ。男女おおよそ一千人であった。 |
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士師記 |
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ついでアビメレクはテベツに行き、テベツに向かって陣を張り、これを攻め取ったが、 |
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士師記 |
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町の中に一つの堅固なやぐらがあって、すべての男女すなわち町の人々が皆そこに逃げ込み、あとを閉ざして、やぐらの屋根に上ったので、 |
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アビメレクはやぐらのもとに押し寄せてこれを攻め、やぐらの入口に近づいて、火をつけて焼こうとしたとき、 |
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ひとりの女がアビメレクの頭に、うすの上石を投げて、その頭骸骨を砕いた。 |
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士師記 |
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アビメレクは自分の武器を持つ若者を急ぎ呼んで言った、「つるぎを抜いてわたしを殺せ。さもないと人々はわたしを、女に殺されたのだと言うであろう」。その若者が彼を刺し通したので彼は死んだ。 |
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士師記 |
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イスラエルの人々はアビメレクの死んだのを見て、おのおの去って家に帰った。 |