0 |
士師記 |
9 |
26 |
|
さてエベデの子ガアルはその身内の人々と一緒にシケムに移住したが、シケムの人々は彼を信用した。 |
0 |
士師記 |
9 |
27 |
|
人々は畑に出てぶどうを取り入れ、それを踏み絞って祭をし、神の宮に行って飲み食いしてアビメレクをのろった。 |
0 |
士師記 |
9 |
28 |
|
そしてエベデの子ガアルは言った、「アビメレクは何ものか。シケムのわれわれは何ものなれば彼に仕えなければならないのか。エルバアルの子とその役人ゼブルはシケムの先祖ハモルの一族に仕えたではないか。われわれはどうして彼に仕えなければならないのか。 |
0 |
士師記 |
9 |
29 |
|
ああ、この民がわたしの手の下にあったらよいのだが。そうすればわたしはアビメレクをやめさせ、アビメレクに向かって『おまえの軍勢を増して出てこい』と言うであろう」。 |
0 |
士師記 |
9 |
30 |
|
町のつかさゼブルはエベデの子ガアルの言葉を聞いて怒りを発し、 |
0 |
士師記 |
9 |
31 |
|
使者をアルマにおるアビメレクにつかわして言わせた、「エベデの子ガアルとその身内の人々がシケムにきて、町を騒がせ、あなたにそむかせようとしています。 |
0 |
士師記 |
9 |
32 |
|
それであなたと、あなたと共におる人々が夜のうちに行って、野に身を伏せ、 |
0 |
士師記 |
9 |
33 |
|
朝になって、日ののぼるとき、早く起き出て町を襲うならば、ガアルと、彼と共におる民は出てきて、あなたに抵抗するでしょう。その時あなたは機を得て、彼らを撃つことができるでしょう」。 |
0 |
士師記 |
9 |
34 |
|
アビメレクと、彼と共にいたすべての民は夜のうちに起き出て、四組に分れ、身を伏せてシケムをうかがった。 |
0 |
士師記 |
9 |
35 |
|
エベデの子ガアルが出て、町の門の入口に立ったとき、アビメレクと、彼と共にいた民が身を伏せていたところから立ちあがったので、 |