| 0 |
エレミヤ書 |
52 |
6 |
|
その四月九日になって、町の中の食糧は、はなはだしく欠乏し、その地の民は食物を得ることができなくなった。 |
| 0 |
エレミヤ書 |
52 |
7 |
|
そして町の城壁はついに打ち破られたので、兵士たちはみな逃げ、夜のうちに、王の園の近くの、二つの城壁の間の門から町をのがれ出て、カルデヤびとが、町を攻め囲んでいるうちに、アラバの方へ落ちて行った。 |
| 0 |
エレミヤ書 |
52 |
8 |
|
しかしカルデヤびとの軍勢は王を追って行って、エリコの平地でゼデキヤに追いついたが、彼の軍勢がみな散って彼のそばを離れたので、 |
| 0 |
エレミヤ書 |
52 |
9 |
|
カルデヤびとは王を捕え、ハマテの地のリブラにいるバビロンの王のもとに引いていったので、王は彼の罪を定めた。 |
| 0 |
エレミヤ書 |
52 |
10 |
|
すなわちバビロンの王はゼデキヤの子たちをその目の前で殺させ、ユダのつかさたちをことごとくリブラで殺させ、 |
| 0 |
エレミヤ書 |
52 |
11 |
|
またゼデキヤの目をつぶさせた。そしてバビロンの王は彼を鎖につないでバビロンへ連れて行き、その死ぬ日まで獄屋に入れて置いた。 |
| 0 |
エレミヤ書 |
52 |
12 |
|
五月十日に、――それはバビロンの王ネブカデレザルの世の十九年であった――バビロンの王に仕える侍衛の長ネブザラダンはエルサレムに、はいって、 |
| 0 |
エレミヤ書 |
52 |
13 |
|
主の宮と王の宮殿を焼き、エルサレムのすべての家を焼いた。彼は大きな家をみな焼きはらった。 |
| 0 |
エレミヤ書 |
52 |
14 |
|
また侍衛の長と共にいたカルデヤびとの軍勢は、エルサレムの周囲の城壁をみな取りこわした。 |
| 0 |
エレミヤ書 |
52 |
15 |
|
そして侍衛の長ネブザラダンは民のうちの最も貧しい者若干、そのほか町のうちに残った者、およびバビロンの王にくだった人、その他工匠たちを捕え移した。 |