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哀歌 |
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地の王たちも、世の民らもみな、 エルサレムの門に、あだや敵が、 討ち入ろうとは信じなかった。 |
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これはその預言者たちの罪のため、 その祭司たちの不義のためであった。 彼らは義人の血をその町の中に流した者である。 |
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哀歌 |
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彼らは盲人のように、ちまたにさまよい、 血で汚れている。 だれもその衣にさわることができない。 |
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哀歌 |
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人々は彼らにむかって、「去れよ、けがらわしい」、 「去れよ、去れよ、さわるな」と叫んだので、 彼らは逃げ去って放浪者となったが、 異邦人の中でも人々は「もうわれわれのうちに 宿ってはならない」と言った。 |
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哀歌 |
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主はみずから彼らを散らして、 再び彼らを顧みず、 祭司を尊ばず、 長老をいたわられなかった。 |
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哀歌 |
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われわれの目は、むなしく助けを待ち望んで 疲れ衰えた。 われわれは待ち望んだが、 救を与え得ない国びとを待ち望んだ。 |
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哀歌 |
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人々がわれわれの歩みをうかがうので、 われわれは自分の町の中をも、 歩くことができなかった。 われわれの終りは近づいた、日は尽きた。 われわれの終りが来たからである。 |
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哀歌 |
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われわれを追う者は空のはげたかよりも速く、 彼らは山でわれわれを追い立て、 野でわれわれを待ち伏せる。 |
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哀歌 |
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われわれが鼻の息とたのんだ者、 主に油そそがれた者は、彼らの落し穴で捕えられた。 彼はわれわれが「異邦人の中でも その陰に生きるであろう」と思った者である。 |
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哀歌 |
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ウズの地に住むエドムの娘よ、 喜び楽しめ、 あなたにもまた杯がめぐって行く、 あなたも酔って裸になる。 |