1 |
使徒行伝 |
12 |
15 |
|
人々は「あなたは気が狂っている」と言ったが、彼女は自分の言うことに間違いはないと、言い張った。そこで彼らは「それでは、ペテロの御使だろう」と言った。 |
1 |
使徒行伝 |
12 |
16 |
|
しかし、ペテロが門をたたきつづけるので、彼らがあけると、そこにペテロがいたのを見て驚いた。 |
1 |
使徒行伝 |
12 |
17 |
|
ペテロは手を振って彼らを静め、主が獄から彼を連れ出して下さった次第を説明し、「このことを、ヤコブやほかの兄弟たちに伝えて下さい」と言い残して、どこかほかの所へ出て行った。 |
1 |
使徒行伝 |
12 |
18 |
|
夜が明けると、兵卒たちの間に、ペテロはいったいどうなったのだろうと、大へんな騒ぎが起った。 |
1 |
使徒行伝 |
12 |
19 |
|
ヘロデはペテロを捜しても見つからないので、番兵たちを取り調べたうえ、彼らを死刑に処するように命じ、そして、ユダヤからカイザリヤにくだって行って、そこに滞在した。 |
1 |
使徒行伝 |
12 |
20 |
|
さて、ツロとシドンとの人々は、ヘロデの怒りに触ていたので、一同うちそろって王をおとずれ、王の侍従官ブラストに取りいって、和解かたを依頼した。彼らの地方が、王の国から食糧を得ていたからである。 |
1 |
使徒行伝 |
12 |
21 |
|
定められた日に、ヘロデは王服をまとって王座にすわり、彼らにむかって演説をした。 |
1 |
使徒行伝 |
12 |
22 |
|
集まった人々は、「これは神の声だ、人間の声ではない」と叫びつづけた。 |
1 |
使徒行伝 |
12 |
23 |
|
するとたちまち、主の使が彼を打った。神に栄光を帰することをしなかったからである。彼は虫にかまれて息が絶えてしまった。 |
1 |
使徒行伝 |
12 |
24 |
|
こうして、主の言はますます盛んにひろまって行った。 |