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1 使徒行伝 16 9 ここで夜よる、パウロは一つの幻まぼろしを見みた。ひとりのマケドニヤ人びとが立たって、「マケドニヤに渡わたってきて、わたしたちを助たすけて下ください」と、彼かれに懇願こんがんするのであった。
1 使徒行伝 16 10 パウロがこの幻まぼろしを見みた時とき、これは彼かれらに福音ふくいんを伝つたえるために、神かみがわたしたちをお招まねきになったのだと確信かくしんして、わたしたちは、ただちにマケドニヤに渡わたって行いくことにした。
1 使徒行伝 16 11 そこで、わたしたちはトロアスから船出ふなでして、サモトラケに直航ちょっこうし、翌日よくじつネアポリスに着ついた。
1 使徒行伝 16 12 そこからピリピへ行いった。これはマケドニヤのこの地方ちほう第だい一の町まちで、植民しょくみん都市としであった。わたしたちは、この町まちに数日間すうじつかん滞在たいざいした。
1 使徒行伝 16 13 ある安息日あんそくにちに、わたしたちは町まちの門もんを出でて、祈いのり場ばがあると思おもって、川かわのほとりに行いった。そして、そこにすわり、集あつまってきた婦人ふじんたちに話はなしをした。
1 使徒行伝 16 14 ところが、テアテラ市しの紫むらさき布ぬのの商人しょうにんで、神かみを敬うやまうルデヤという婦人ふじんが聞きいていた。主しゅは彼女かのじょの心こころを開ひらいて、パウロの語かたることに耳みみを傾かたむけさせた。
1 使徒行伝 16 15 そして、この婦人ふじんもその家族かぞくも、共ともにバプテスマを受うけたが、その時とき、彼女かのじょは「もし、わたしを主しゅを信しんじる者ものとお思おもいでしたら、どうぞ、わたしの家いえにきて泊とまって下ください」と懇望こんもうし、しいてわたしたちをつれて行いった。
1 使徒行伝 16 16 ある時とき、わたしたちが、祈いのり場ばに行いく途中とちゅう、占うらないの霊れいにつかれた女おんな奴隷どれいに出会であった。彼女かのじょは占うらないをして、その主人しゅじんたちに多おおくの利益りえきを得えさせていた者ものである。
1 使徒行伝 16 17 この女おんなが、パウロやわたしたちのあとを追おってきては、「この人ひとたちは、いと高たかき神かみの僕しもべたちで、あなたがたに救すくいの道みちを伝つたえるかただ」と、叫さけび出だすのであった。
1 使徒行伝 16 18 そして、そんなことを幾いく日間にちかんもつづけていた。パウロは困こまりはてて、その霊れいにむかい「イエス・キリストの名なによって命めいじる。その女おんなから出でて行いけ」と言いった。すると、その瞬間しゅんかんに霊れいが女おんなから出でて行いった。