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1 ヤコブの手紙 2 3 そのさい、りっぱな着物きものひとたいしては、うやうやしく「どうぞ、こちらのせきにおください」とい、まずしいひとには、「あなたは、そこにっていなさい。それとも、わたしのあしもとにすわっているがよい」とったとしたら、
1 ヤコブの手紙 2 4 あなたがたは、自分じぶんたちのあいだ差別さべつてをし、よからぬかんがえでひとをさばくものになったわけではないか。
1 ヤコブの手紙 2 5 あいする兄弟きょうだいたちよ。よくきなさい。かみは、このまずしいひとたちをえらんで信仰しんこうませ、かみあいするものたちに約束やくそくされた御国みくに相続者そうぞくしゃとされたではないか。
1 ヤコブの手紙 2 6 しかるに、あなたがたはまずしいひとをはずかしめたのである。あなたがたをしいたげ、裁判所さいばんしょきずりむのは、んでいるものたちではないか。
1 ヤコブの手紙 2 7 あなたがたにたいしてとなえられたたっと御名みなけがすのは、じつかれらではないか。
1 ヤコブの手紙 2 8 しかし、もしあなたがたが、「自分じぶんあいするように、あなたのとなびとあいせよ」という聖書せいしょ言葉ことばしたがって、このきわめてたっと律法りっぽうまもるならば、それはいことである。
1 ヤコブの手紙 2 9 しかし、もしへだてをするならば、あなたがたはつみおかすことになり、律法りっぽうによって違反者いはんしゃとして宣告せんこくされる。
1 ヤコブの手紙 2 10 なぜなら、律法りっぽうをことごとくまもったとしても、その一つのてんにでもがあれば、全体ぜんたいおかしたことになるからである。
1 ヤコブの手紙 2 11 たとえば、「姦淫かんいんするな」とわれたかたは、また「ころすな」ともおおせになった。そこで、たとい姦淫かんいんはしなくても、人殺ひとごろしをすれば、律法りっぽう違反者いはんしゃになったことになる。
1 ヤコブの手紙 2 12 だから、自由じゆう律法りっぽうによってさばかるべきものらしくかたり、かつおこないなさい。