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箴言 |
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あなたは、しもべのことをその主人に、 あしざまにいってはならない、 そうでないと彼はあなたをのろい、 あなたは罪をきせられる。 |
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箴言 |
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世には父をのろったり、母を祝福しない者がある。 |
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箴言 |
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世には自分の目にみずからを清い者として、 なおその汚れを洗われないものがある。 |
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箴言 |
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13 |
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世にはまた、このような人がある―― ああ、その目のいかに高きことよ、 またそのまぶたのいかにつりあがっていることよ。 |
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箴言 |
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14 |
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世にはまたつるぎのような歯をもち、 刀のようなきばをもって、 貧しい者を地の上から、 乏しい者を人の中から食い滅ぼすものがある。 |
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箴言 |
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蛭にふたりの娘があって、 「与えよ、与えよ」という。 飽くことを知らないものが三つある、 いや、四つあって、 皆「もう、たくさんです」と言わない。 |
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箴言 |
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すなわち陰府、不妊の胎、水にかわく地、 「もう、たくさんだ」といわない火がそれである。 |
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箴言 |
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自分の父をあざけり、 母に従うのを卑しいこととする目は、 谷のからすがこれをつつき出し、 はげたかがこれを食べる。 |
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箴言 |
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わたしにとって不思議にたえないことが三つある、 いや、四つあって、わたしには悟ることができない。 |
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箴言 |
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すなわち空を飛ぶはげたかの道、 岩の上を這うへびの道、 海をはしる舟の道、 男の女にあう道がそれである。 |