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エステル記 |
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ハタクが帰ってきてモルデカイの言葉をエステルに告げたので、 |
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エステル記 |
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エステルはハタクに命じ、モルデカイに言葉を伝えさせて言った、 |
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エステル記 |
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「王の侍臣および王の諸州の民は皆、男でも女でも、すべて召されないのに内庭にはいって王のもとへ行く者は、必ず殺されなければならないという一つの法律のあることを知っています。ただし王がその者に金の笏を伸べれば生きることができるのです。しかしわたしはこの三十日の間、王のもとへ行くべき召をこうむらないのです」。 |
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エステル記 |
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エステルの言葉をモルデカイに告げたので、 |
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エステル記 |
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モルデカイは命じてエステルに答えさせて言った、「あなたは王宮にいるゆえ、すべてのユダヤ人と異なり、難を免れるだろうと思ってはならない。 |
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エステル記 |
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あなたがもし、このような時に黙っているならば、ほかの所から、助けと救がユダヤ人のために起るでしょう。しかし、あなたとあなたの父の家とは滅びるでしょう。あなたがこの国に迎えられたのは、このような時のためでなかったとだれが知りましょう」。 |
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エステル記 |
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そこでエステルは命じてモルデカイに答えさせた、 |
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エステル記 |
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「あなたは行ってスサにいるすべてのユダヤ人を集め、わたしのために断食してください。三日のあいだ夜も昼も食い飲みしてはなりません。わたしとわたしの侍女たちも同様に断食しましょう。そしてわたしは法律にそむくことですが王のもとへ行きます。わたしがもし死なねばならないのなら、死にます」。 |
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エステル記 |
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モルデカイは行って、エステルがすべて自分に命じたとおりに行った。 |
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エステル記 |
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三日目にエステルは王妃の服を着、王宮の内庭に入り、王の広間にむかって立った。王は王宮の玉座に座して王宮の入口にむかっていたが、 |