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伝道の書 |
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風は南に吹き、また転じて、北に向かい、 めぐりにめぐって、またそのめぐる所に帰る。 |
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伝道の書 |
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川はみな、海に流れ入る、 しかし海は満ちることがない。 川はその出てきた所にまた帰って行く。 |
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伝道の書 |
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すべての事は人をうみ疲れさせる、 人はこれを言いつくすことができない。 目は見ることに飽きることがなく、 耳は聞くことに満足することがない。 |
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伝道の書 |
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先にあったことは、また後にもある、 先になされた事は、また後にもなされる。 日の下には新しいものはない。 |
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伝道の書 |
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「見よ、これは新しいものだ」と 言われるものがあるか、 それはわれわれの前にあった世々に、 すでにあったものである。 |
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伝道の書 |
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前の者のことは覚えられることがない、 また、きたるべき後の者のことも、 後に起る者はこれを覚えることがない。 |
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伝道の書 |
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伝道者であるわたしはエルサレムで、イスラエルの王であった。 |
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伝道の書 |
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わたしは心をつくし、知恵を用いて、天が下に行われるすべてのことを尋ね、また調べた。これは神が、人の子らに与えて、ほねおらせられる苦しい仕事である。 |
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伝道の書 |
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わたしは日の下で人が行うすべてのわざを見たが、みな空であって風を捕えるようである。 |
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曲ったものは、まっすぐにすることができない、 欠けたものは数えることができない。 |