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0 伝道の書 2 8 わたしはまたぎんきんあつめ、おうたちと国々くにぐに財宝ざいほうあつめた。またわたしはうたうたうおとこうたうたうおんなた。またひとたのしみとするそばめをおおた。
0 伝道の書 2 9 こうして、わたしはおおいなるものとなり、わたしよりさきにエルサレムにいたすべてのものよりも、おおいなるものとなった。わたしの知恵ちえもまた、わたしをはなれなかった。
0 伝道の書 2 10 なんでもわたしのこのむものは遠慮えんりょせず、わたしのこころよろこぶものはこばまなかった。わたしのこころがわたしのすべての労苦ろうくによって、快楽かいらくたからである。そしてこれはわたしのすべての労苦ろうくによってむくいであった。
0 伝道の書 2 11 そこで、わたしはわがのなしたすべてのこと、およびそれをなすにようした労苦ろうくかえりみたとき、よ、みなくうであって、かぜとらえるようなものであった。したにはえきとなるものはないのである。
0 伝道の書 2 12 わたしはまた、をめぐらして、知恵ちえと、狂気きょうきと、愚痴ぐちとをた。そもそも、おうのちひとなにをなしようか。すでにかれがなしたことにすぎないのだ。
0 伝道の書 2 13 ひかりくらきにまさるように、知恵ちえ愚痴ぐちにまさるのを、わたしはた。
0 伝道の書 2 14 知者ちしゃは、そのあたまにある。しかし愚者ぐしゃくらやみをあゆむ。けれどもわたしはなお同一どういつ運命うんめいかれらのすべてにのぞむことをっている。
0 伝道の書 2 15 わたしはこころった、「愚者ぐしゃのぞことはわたしにものぞむのだ。それでどうしてわたしはかしこいことがあろう」。わたしはまたこころった、「これもまたくうである」と。
0 伝道の書 2 16 そもそも、知者ちしゃ愚者ぐしゃ同様どうようながおぼえられるものではない。きたるべきにはみなわすれられてしまうのである。知者ちしゃ愚者ぐしゃおなじようにぬのは、どうしたことであろう。
0 伝道の書 2 17 そこで、わたしはきることをいとった。したおこなわれるわざは、わたしにしくえたからである。みなくうであって、かぜとらえるようである。