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ミカ書 |
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見よ、主はそのご座所から出てこられ、 下ってきて地の高い所を踏まれる。 |
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山は彼の下に溶け、谷は裂け、 火の前のろうのごとく、 坂に流れる水のようだ。 |
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ミカ書 |
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これはみなヤコブのとがのゆえ、 イスラエルの家の罪のゆえである。 ヤコブのとがとは何か、 サマリヤではないか。 ユダの家の罪とは何か、 エルサレムではないか。 |
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ミカ書 |
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このゆえにわたしはサマリヤを野の石塚となし、 ぶどうを植える所となし、 またその石を谷に投げ落し、 その基をあらわにする。 |
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ミカ書 |
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その彫像はみな砕かれ、 その獲た価はみな火で焼かれる。 わたしはその偶像をことごとくこわす。 これは遊女の価から集めたのだから、 遊女の価に帰る。 |
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ミカ書 |
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わたしはこれがために嘆き悲しみ、 はだしと裸で歩きまわり、 山犬のように嘆き、 だちょうのように悲しみ鳴く。 |
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ミカ書 |
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サマリヤの傷はいやすことのできないもので、 ユダまでひろがり、 わが民の門、エルサレムまで及んでいる。 |
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ミカ書 |
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ガテに告げるな、泣き叫ぶな。 ベテレアフラで、ちりの中にころがれ。 |
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サピルに住む者よ、 裸になり、恥をこうむって進み行け。 ザアナンに住む者は出てこない。 ベテエゼルの嘆きはあなたがたからその跡を断つ。 |
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ミカ書 |
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マロテに住む者は気づかわしそうに幸を待つ。 災が主から出て、 エルサレムの門に臨んだからである。 |