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伝道の書 |
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すなわち彼らが倒れる時には、そのひとりがその友を助け起す。しかしひとりであって、その倒れる時、これを助け起す者のない者はわざわいである。 |
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伝道の書 |
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またふたりが一緒に寝れば暖かである。ひとりだけで、どうして暖かになり得ようか。 |
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伝道の書 |
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人がもし、そのひとりを攻め撃ったなら、ふたりで、それに当るであろう。三つよりの綱はたやすくは切れない。 |
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伝道の書 |
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貧しくて賢いわらべは、老いて愚かで、もはや、いさめをいれることを知らない王にまさる。 |
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伝道の書 |
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たとい、その王が獄屋から出て、王位についた者であっても、また自分の国に貧しく生れて王位についた者であっても、そうである。 |
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伝道の書 |
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わたしは日の下に歩むすべての民が、かのわらべのように王に代って立つのを見た。 |
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伝道の書 |
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すべての民は果てしがない。彼はそのすべての民を導いた。しかし後に来る者は彼を喜ばない。たしかに、これもまた空であって、風を捕えるようである。 |
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伝道の書 |
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神の宮に行く時には、その足を慎むがよい。近よって聞くのは愚かな者の犠牲をささげるのにまさる。彼らは悪を行っていることを知らないからである。 |
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伝道の書 |
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神の前で軽々しく口をひらき、また言葉を出そうと、心にあせってはならない。神は天にいまし、あなたは地におるからである。それゆえ、あなたは言葉を少なくせよ。 |
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伝道の書 |
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夢は仕事の多いことによってきたり、愚かなる者の声は言葉の多いことによって知られる。 |